こんにちは。NAVONAの上田です☆(・U・)☆
コロナ生活も飽きてきた方も多いいのではないでしょうか!?
久しぶりに、上田のどうでも良い豆知識で和んでいって下さい。
いきなりですが、パルメザンチーズはご存知ですか!?
日本ではパルメザンチーズとして有名ですが、イタリア・パルマでは
「パルミジャーノ・レッジャーノ」と言います。
今回は【パルメザンチーズとイタリアの関係】について話していこうと思います。
1939年から1945年七年間行われた人類史上最大規模と言われる第2次世界大戦後のイタリア経済は大不況。
パルメザンチーズは2年間熟成させてからしか市場に出せないため、 多くのパルメザンチーズ製造者が資金繰りに頭を悩ませていました。
「2年経てば確実に良い値で売れるチーズが手元にあるのに、新しいチーズを作るための資金が、今、手元にない。」
そんな製造者の声があり、そこでクレディト・エミリオ銀行が、チーズを担保に製造者たちにお金を貸すことを始めたのです。
このチーズの塊はパルマでは大変価値があり、昔は銀行でお金を借りるときの担保として使うことに!!
そのため、パルマの銀行には「チーズ保管場所」があり、
その「資産価値」を損ねないように厳重に品質管理されたそうです。
クレディト・エミリオ銀行は、イタリア中部から北部にたくさんの支店と従業員を持つ、イタリアの大手銀行の一つで、セキュリティ設備もしっかりしていて、防犯カメラがあらゆる角度から監視し、金庫室のドアは厳重にロックされ警備されている。
唯一他の銀行と違うのは、金庫室の中に保管されているものだ。たくさんの金銀財宝・貴重品の代わりに、大量のパルミジャーノ・レッジャーノがずらりと棚に並んでいる。
クレディト・エミリオ銀行では、パルメザンチーズを地元の製造者から担保として預かり、ローンを提供している。
金庫内はチーズの保存に最適なように、空調、湿度が適切に保たれている。銀行は3%の手数料をもらい、持ち主に代わってここできちんとチーズを管理する。
たかがチーズと侮ってはいけない。クレディト・エミリオ銀行の金庫に保管されているチーズの総額は、
当時はチーズの他にも、オリーブオイルやプロシュート(イタリア原産のハム)も
担保の対象としていたが、それらは保存や収穫の見通しが難しく、
最終的に残り、今でも続いているのはチーズだけだ。
チーズのおいしい臭いにつられたのか、チーズ保管庫には3回も銀行(もしくはチーズ)
泥棒が押し入ろうとしたけれど幸いにして未遂に終わったが、それだけクレディト・エミリオ銀行のチーズは高く評価されている。
今回の上田のどうでも良い豆知識にお付き合いいただきありがとうございました(>v<)/ ”